七星岩景区の後編です。前編では古城跡を訪問しましたが、いよいよ景区内の七星岩に挑みます。

【Check Point】
青色線の終わり付近から継続です。
【北斗七星との比較】
上空からの写真をBaiduから拝借して、7つの岩山の位置関係を黄色線で繋ぎました。
北斗七星の配置? う~ん、ちょっと?
でもまぁ、近い配置という事にしておきます。


先に見える橋を渡った付近から、自転車は禁止エリアになります。
ハローバイク、おつかれさまでした~

【水月岩雲】
おそらく景区内で、最高のインスタポイントだと思います。
湖上にあるのが「五龍亭」
風調雨順を祈るために明代に建てられ、600年以上の歴史があります。
しっちーが景区を守ってくれているのですね。

【七星岩】
ついに目の当たりにしました。
景区の名前を背負う代表格!
あれ?
手を合わせて拝んでいるのボクだけ?
【7つの岩の伝説】
昔、玉皇大帝は六丁、六甲という天の神々に七つの宝石を持たせて地上に派遣し、夜明け頃に南海に宝石を投じて景観を美しくするよう命じました。しかし、夜中に肇慶の上空で神々は疲労し雲の上でひと休みしていました。
天神たちが光る宝石を背負っているのを目撃した一人の漁師が”鶏の鳴き声”を真似すると、夜明けと誤解した天神たちは慌てて七つの宝石を湖に投げ入れ、急いで天宮へ戻りました。
その宝石が7つの岩になったという話です。(Baidu抜粋) あまり美しい話ではないですね:笑
玉屏岩へ登ります

【玉屏岩】
玉屏岩に登る入口のようです。
両脇に詩のような語句が記されています。
北斗無辺にして玉屏を照らす
南天に道ありて金閣に登る
なんかいいことありそうです~!

広かった道が少しづつ細くなります。

板状の岩が庇状にせり出しています。
(よそ見していると普通に激突する高さです)

「通過するまで落ちてこないで~」

かなり上の方まで来ました。
何やら廟があります。

【十八奶娘廟】
18体の奶娘(乳母)が祀られています。
これらの奶娘たちは各々、赤ん坊が成長する過程の授乳、遊び、眠り。更に、転生、妊娠といった生命の誕生までも表現しています。かなり神聖で珍しい廟だと思います。
”安産祈願”に訪れる人が多いそうです。
(baidu抜粋)

【休憩点】
肇慶の街が見下ろせる高さです。

幸い他の方とすれ違うことが少なかったのですが、人が多いと大変そうです。

【天梯峡】
う~っ狭い!
体格は中肉中背ですが、途中で挟まって動けなくなったらどうしよう~
こわっ~

【马鞍亭】
眺望~きたぁーっ!
写真中央の岩(天柱岩)のてっぺんにも亭のような場所が見えます。
登れるようです。
しかし、ここまでの道のりで、既にかなり疲労してます。

さて、下山します。
傾斜の度合いと階段幅の狭さがわかるように、足を入れて撮影してみました。
下りの方が怖い

橋を渡って石室岩の一角に移動。
水月宮と鍾乳洞

【水月宮】
そもそも明代には小さな廟だったらしいですが、参拝者が後を絶たず、修復と拡大をしてきたそうです。そんな背景から”人材に恵まれる”ことの象徴にもなっているそうです。(baidu抜粋)

廟の中はこんな感じです。

廟の横に弓を射る場所がありました。
体験したいと思いましたが、一人で遊ぶ寂しい自分の姿を連想してしまい止めにました。

空を見ると午前中の晴天が一変して曇り空に変わっています。
ケイトウ?の一種ような花が咲いています。
こちらでも”鶏冠”というので意味は同じです。

【北海碑亭】
崖にたくさんの文字が刻まれています。
岩に刻まれた碑文としては嶺南地域ではここ七星岩景区が最大規模だそうです。

【鍾乳洞】
侵食や堆積の様子がとても神秘的でした。

水路もあって、ボートに乗って観察することもできます。
見づらいですが、鍾乳洞の壁にも多くの文字が刻まれています。
(しかし、解読できません:汗)

【外の池】
鍾乳洞内の水路と繋がっている様子でした。
金魚がたくさん棲んでいました。
天柱岩を目指して

【文晶宮】
ここから天柱岩のてっぺんを目指します。
勾配が前回より急です。

【崖】
怖いもの見たさ?
見ないほうがいいと思いつつ、登って来た階段を見下ろしました。
ひぇ~っ!

しかし恐怖心が疲れを打ち消してくれて、一気に登りました。
太ももが痛いです。

【摘星亭】
天柱岩のてっぺんです。「星を摘む亭」なんてちょっとシャレが効いてます。
なんか少年が危なっかしいです



下山?下岩?します。
下は公園のような場所になっていて、多くの人が集まっています。

【足漕ぎボート】
こちらでは主流だと思っていたユニコーンに加えて、アヒルさんの登場です。
やはりスワンだけでなく、アヒルもいました~(かわいい)

公園の池でよく見かける”水鉄砲の遊具”
アヒルが攻撃されています。
あ~っ!かわいいアヒルさんが~

【観魚池】
水上レストラン
池では鯉や金魚に餌やりが出来るサービスがあります。もちろんエサは有料です。

【紅蓮橋】
橋の名前の通り”睡蓮だらけ”
でも花の時期が見てみたいです。
蓮を押し分けて、遊覧ボートが橋の下をくぐりました。

【遊覧船】
中型の遊覧船乗り場もありました。

【叠翠亭】
亭の先が「桃花島」という島状のエリアになっています。行ってみましょう。

【落羽松】
水中で生息している落羽松の林でした。
縦横の行列が不思議なほど真っ直ぐ揃ってます。おそらく意図的な配置と思いますが、天然だとしたら神秘です。

【発財井】
常に水が溢れいている事から、限りなく財を成すという意味で「発財井」と名付けられたそうです。多くの人が拝んでいました。
もちろんボクも人一倍拝みましたよ。
ビンボーマインドなので。

【桃の花】
桃花島の由来はもちろん桃の木が多いという事でしょうけど。。。
年末ですが、ほんの僅かに咲いていました。

列車の時間も迫っていたので、そろそろ引き上げます。ここからなら駅も近いので。
と、思ったら、地図の「✘」マークの場所が通行止め。あら~っ!
来た道を引き返すと、先程すれ違った人たちの背中が見えます。
おーい!
通れない事を先に知ったなら教えてよ~!(泣)

”6割ダッシュ”くらいで来たコースを戻り、大回りして駅を目指します。
焦ってます

汗だくになりながら景区にお別れです。
さよなら~しっちー!

【波海公園】
息を切らしながら、駅最寄りの公園に到着です。なんとかセーフ~

薄暗くなって来て、ヘトヘトで足も痛いです。

無事に列車に間に合ったので良しとしましょう。
また来ます~!とは、今は言いたくないです。
後から解かったのですが、購入した乗車券の時刻以外の列車にのっても問題無いらしいです。(駅員さんに確認)「そっか、自由席ですからね」
まぁ、コケて湖に落ちたりするよりはマシだったということで。。。 失礼しました~
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