金融高新区(广佛线)~桂城滨江公园

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ここには広東省政府主導で設立された金融バックオフィス基地(データ管理やセキュリティー業務に特化)があります。バックオフィス主体の金融センターとしては広東省最大規模といわれています。


【Check Point】
3号線の桂城駅で广佛線に乗り換えて、”金融高新区”(駅名そのまま)で下車します。Metro-F3で別途掲載している千灯湖を挟んで、”西約”と反対側の位置です。


地下鉄の改札を出るとすぐに”金融広場”があります(写真は駅北側)。想像していた東京の”丸の内”ほどはオシャレな感じはないですが、平日はエリートさんたちが出勤してくる雰囲気を感じました。

こちらは駅の南側のビル群です。
噴水の池の中央に”ドラゴンボートの漕ぎ手”の石像があります。噴水は停止していましたが、おそらくボートの水しぶきのを表現するのだと思います。

石像の説明書きが見当たりませんでしたが、冒頭の簡易地図の”曡滘Diejiao”は細い水路が入り組んだ土地で、佛山市でも有名なドラゴンボートの大きなレースが端午節に開催されます。地域の大切な文化を示す石像と理解します。


「牛」

広場中央に突き上げ相場の象徴”ブルのオブジェ”があります。金融中心なので当然ベアは採用できませんが、この国の象徴的動物はパンダなので、このような場面で出番がないのもちょっと残念ですね。


牛の後方に見えるビルが”広州銀行”で、「箱が落下するのでは?」と不安にさせる形です。baiduで調べた範囲の銀行側の意図として、「不安定な金融市場も、安定的に支える意思表示」だそうです。ちょっと怪しい感じもしますが、事実であればとても素敵な発想だと思います。


「婚姻届の民政局」
金融広場の一画。日本では他の行政業務と一体で市役所に届けますが、こちらでは独立していて且つ縁起の良い場所ににあるのが一般的です。”金の切れ目が縁の~。。。”などと言いますので、設置場所としては最高に縁起が良いと思います。

横長の広場を直線的に写してみました。

金融関係以外の企業もありますが、どのビルもユニークで素敵なデザインです。

北口のビル群の中に商業エリアがあります。飲食店が密集しています。”仕事帰りの一杯”~であれば八重洲でしょうかね。

桂城滨江公园

北側のビル群を通り抜けマンション群と並んだ川沿いの「桂城滨江公园」に来ました。振り返ると駅からそれほど離れていません。

こちらも横長の公園なので、川沿いの直線的な様子が奥行きを感じさせます。

マンション”敷地内の公園”と思えるほどの立地です。こちらでは日本以上に物件近くに公園がある事を重視します。デベロッパーによっては公園開発も一体で行うことがあります。ここのその類かもしれません。


蛇足としてマンション価格を近くの不動産屋さんでCheckしました。概略の平米単価は45k~55k元/㎡(JP:90万~110万/㎡)。さすが金融業界のエリートさんの住む場所ですね。(記載は概略の数値であり、また時間と共に大きく変動しますので、あくまでも2024年10月時点での参考としてください)


Metro-F3

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