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中山公园


中山公园~梁园~垃圾街~仁寿寺


中山公园

沿線拡張工事が継続中の佛山3号線において、2024年10月現在北側の終点駅になっています。年末には更に先の佛山空港などの駅と連結される予定です

中山公園駅を降りるとすぐに公園の北のゲートがあります。中央の秀麗湖を中心とした緑が豊富な公園です

古代建築をモデルに展示用途で作られたとされる”群英閣”、色合いがきれいです

秀麗湖は掘削によって造られた人口の湖ですが、市民の労力だけで無償で造られた湖だそうです。市民の熱意の結晶ですね

秀麗とは女性の名前ですが、かつて大きな火災があった際に懸命の消化活動で命を落とした女工への敬意で命名されたらしいです

公園内には武道会館がありました。佛山は武道発祥の地の一つでもあり、祖廟の歴史とも繋がります。ご存知の通りブルースリーの出身も佛山ですね

中山公園の南側の門です

門のすぐ前に流れる汾江河~文化的に重要な地点です。写真は北と西の支流との三点合流地点でが、”分”に”氵”をつけて”汾”とすることで水が財を成すという意味を名前にもたせたそうです

”国瑞升平里”の商業エリアの東門です。エリア内に小さい博物館も幾つかあります。建物は岭南天地同様に西洋融合式の風格が残されています。時計の大きさに圧倒されました

お茶屋さんの店名で”新作の茶”というのがありました。こちらでは「の」をつける作戦はよく見かけます


梁園

梁園に来ました。梁園は清代の詩画の名家である梁家によって建設された岭南の四大名園の一つとされています。

庭園は岭南の特色でもある水郷の風情を最大限に美しく表現されています。

日本語で話をする観光客の団体さんを見かけましたよ。ここは多くの方が訪れるのだと思います。

水平360度どの方向でも絵になります

とても美しく造られています


筷子路 & 仁寿寺

更に南の筷子路(箸の路)のゴミ街を目指します。祖廟の裏のビルが遠方に見えます。金属カバーが外れた100円ライターのようです

ゴミ街はガラクタのような骨董品や古書の店が集まった有名な場所で”掘り出し物”を探すというより、”ゴミ街”の様子が観光地として人気があります

残念ながら地域全体の大規模改修工事をしていて、この時に営業していたのは古いはんこ屋さんだけでした。

”東方天地”の交差点です。同様に歴史的建造を残した商業街です。”東方神起”ではないですよ

仁寿寺に向かう為に更に南に進みます。梁園から300mくらい南に蓮花市場があって、その裏がお寺です。市場の名前が霞んでしまうような物凄い匂いです。

仁寿寺は清の時代の四大仏教寺院の一つです。残念ながら改装工事で中に入れませんでした。寺院の迫力だけは写真に収めて、改修工事後にまた来ます。

お寺の裏の路地に若い方々の撮影スポットがありました。バラに囲まれたお店ですが、バラに触れてみたら造花でした。鳥蔵という日本の居酒屋さんの並びです


道路2本南側は玲南天地なので、ここで終わります。


Metro-F3