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北滘公园 ~和园

Check Point

北滘公园~悦然广场~和园

北滘公园は7号線と交差するハブステーションで広州へのアクセスが便利で3号線の駅の中でも中心的な位置づけです。美術館やゴルフ場など素敵な場所が多すぎるので駅前以外は一旦省略します


北滘公园 Beijiao

佛山市では「滘」jiao という地名を多く見かけます。日本語では“細かい水路”や“河口の州”のような意味らしいです。この地北滘beijiaoを初め,西滘xijiao,曡滘diejiao“などなど。玲南の文化のもとでもある”豊かな水資源”で発展した地域を象徴しています。


公園のシンボル”北滘门”です。門の最上部の鯉が彫刻されています。中国の成語である「鲤跃龙门」(鯉が龍門を飛び越える)日本の”鯉のぼり”の慣わしの由来ですね

北滘门を北側から撮影したもの
(上とは別の日)

北滘公園の北門にある”北滘人”という彫像。土像ではないです。「岳陽楼記」の”天下の憂いに先だちて憂え。。。”のように天下に先んじる勇敢であれという順徳人の人々の強い思いが込められているらしいです

公園中央の湖です。すみません湖名はわかりませんがbeijio-lakeといえば通じると思います。

悦然广场の西側にイオンモールがあります。

悦然側から西側の景色です。かつてこのビルに住んでいた事があります

東側の道路を挟んだ反対側が”悦然里ショップモール”です。”悦然广场”と”悦然里”は間違えやすく、どちらにもスタバがあるので、「悦然のスタバで待ち合わせ~」ではどちらかわかりません


和園

和園はこの街を代表する庭園で外部からも多くの観光客が来ます。

とても美しく迫力のある正門です。庭園は「北山南水」「負陰抱陽」の伝統的な思想に基づき造園されています。

正門の裏に巨大な壁があります。凹凸がはっきりしていますが彫刻でなく陶器の板を貼り合わせて造っているようです。描かれているはドラゴンボートレースの様子です。しかもこの壁自体がボートに乗っているという驚きの光景です

和園の正式名は”玲南和園”ということで、庭園の外の景色でさえも玲南文化を感じられる造りになっています

一つ上の建物の並びにあったお店を覗いてみました。制作体験が出来る工房で、順徳の伝統である”魚の提灯”造りが体験できます。

写真の女性はお客さんではなく、制作を指導してくれる指導員です。制作するのは見本で吊るされている大きい魚ではなく、握りこぶしの更に一回り小さいミニチュア版で料金は90元。ちょっと高いですが教わりたいですね


和 美術館

悦善広場の北側にALSOという文化商業施設が2023年OPENしました。高品質な生活と文化の調和を目的としています。その中の目玉ともいえるのが「和」美術館で、日本が誇る世界の建築家:安藤忠雄氏が設計したものです


美術館のエントランス
入館料は150元と高めですが、60才以上はシニア値引きがあって85元です。

円柱形で4階建の館内は広い空間に数多くの絵画が展示してあります

安藤忠雄氏の思想でもある”青りんご”もあります

写真は解像度も落としていますので、ぜひ肉眼でスケールの大きさと繊細さを体験してみてください

館内中心部(芯部)の複合螺旋です。
常に回転させているので、その不思議で美しい動きが興味深いです。

あまり館内の写真を掲載すると営業妨害にもなりそうなのでALSO商業エリアに場面を切り替えます。

近代的で周囲には素敵なお店が並んでいます。
値段ももちろん高いですよ。


北滘は3号線のハブステーションなので、他にも多くの見どころがありますし今後も発展が著しい場所の一つであることは確かです


Metro-F3