東山湖公園&二沙島Cycling

park

天気の良い日が続いています。乾燥で肌がカサカサですが気温は高めなのでプチサイクリングをしました。東山湖公園~珠江に浮かぶカツオ節のような二沙島を経由して広州タワーをゴールとします。僅か3kmくらいかなぁ~?歩いてもいい距離ですけどね。


【Check-Point】
東山湖公園は広州地下鉄6号線「東湖」前。

お隣りは「東山」というとても素敵な村です。別の機会に紹介します。

東山湖公園

公園は1959年に一般開放。
広州市に多い”人口湖”の公園ですが、開放前は悪臭の漂う水たまりだったそうです。

調べた範囲では「パウダルコ」という木のようですが、とても上品な花が咲いていました。

小さいですが遠くに広州タワーが見えます。

広場には広州市と韓国光州広域市の「友好協力記念樹」と記してあります。

光州広域市と友好都市を締結しているようです。日本語だと同じ読みなのはシャレ?

【五孔橋】
橋の先に紅綿の並木道になっています。

水の透明度が高いです。
小さい金魚もスマホで撮影できました。

公園内には綺麗なレストラン、無料の美術館などの施設もあります。

南門付近にある亭からは湖が一望できます。

【黄鐘花+広州タワー】
日本では金鈴花というのでしょうか。
中国での花言葉は”希望”

広州タワー。。。ほぼ見えない(汗)

二沙島

河の向こうに見えるのが、二沙島の西端。
カツオ節の先端です。

橋を渡るとすぐに二沙島に入ります。
下り道が長く、ハローバイクでも快適です。

写真の橋を渡ると广东省委新礼堂(共産党の大会などが行われるホール)があります。

以前にも何度か橋を渡ろうしたのですが、橋の入口の門衛に止められて未だ入れてません。

左の木の裏に門衛が待ち構えています。

橋に向う意思表示をすると、立ちふさがり大声で制します。
何度か怒られていて怖いので、今回は避けて右側の河沿いへ向かいます。

河沿い西側景色

河沿い東側景色

東西を対比させましたが、鏡に写したように対照系です。

【星海音楽庁】
カッコイ建物の音楽ホールがあります。
手前の銅像は中国で著名な音楽家:冼星海氏。

ホールの名前になっていますね。

【冼星海】
冼星海氏は日中戦争中、国民の救国精神を歌曲で広げた革命音楽家として知られています。

最初見た時は「♫わたーしのお墓の~前~で♫」の秋川雅史さんかなぁ?と思いました。(。。。ないない)

関係は無いですが、「千の風になって」の元曲は、米国の女性らしいです。ドイツから渡米したユダヤ人の友人が、祖国が反ユダヤ勢力の中、亡くなった母親のお墓にも参れない悲しみに、慰めので贈った詩と聞いています。(場所は違えど通じるものがあるような?)

【広州タワー】
デザインのモチーフは「スレンダー美女の腰のくびれ」。愛称の”小蛮腰”はその意味です。

うそだろ~っ!って思われた方は、しばらく見続けてください。不思議と主体部が徐々にチャイナドレスを着た女性に見えてきます。

主体部450m+アンテナ150m 全高約600m

【のっぽビル】
左:IFC国際金融センタービル
Four season hotel(五つ星)が入っています。

右:周大福金融センタービル
Rose wood Hotel(五つ星)が入っています。
530mの高さは広州市でトップ。94階(地上300m)にあるプールは広東省で最も高位置のプール。怖くて泳ぎたくないです。

【クレオメ】
西洋風蝶草は中国では”酔蝶花”と言います。

色によって花言葉が異なるそうです。
赤:熱愛
紫:神秘

【クレオメ+広州タワー】
クレオメと組み合わせて見ると別の美しさがあります。

【海心橋+広州タワー】
見る場所、角度によって自由に着せ替えが出来るという事ですね。

【宏城公園】
二沙島の東端に位置します。

海心橋

海心橋を渡ります。

奥のスタジアムのような場所は、2010年アジア陸上の開会式が行われたスタンドです。

【海心橋】
湾曲したデッキ遊歩道は長さ、面積ともに広東省最大です。
アーチは東側に10度の角度傾いてるそうです。

建築に関しては素人ですが、渡る際に橋の強度設計の難易度を感じました。

なんと傾いた2つの双曲線を数十本の吊り材で、バランスを取り合ってます。すげぇ~!

後で調べたところ、華南理工大学の教授と研究チームが最先端の解析技術を駆使して設計したものだそうです。

デッキ遊歩道とアーチのデザインは、演技衣装の「水袖」、伝統楽器の古琴などの嶺南文化を組み合わせたらしいです。(絵はBaidu引用)


今回は特に目的もないサイクリング(大半は徒歩)でしたが、「広州タワー」の美しさを再認識しました。広州に旅行される皆さんも、是非とも各々のお好みに従って広州タワーを色付けしてみてください。失礼しました~


Back to strolling

コメント