北京路文化旅遊区

report

”北京路”は下図Check-Pointを起点に南北にはしる通りで、歴史的意義は大きく広州市の人気グルメスポットの一つでもあるようです。食べ歩きではないですが、たまには熱量を感じる散歩にしようと思います。


【Check Point】

アクセスは広州6号線:北京路駅、或いは、広州2号線:公園前駅。

佛山市民は後者の方が便利です。


【公園前駅】
駅名の対象は隣接している”人民公園”。

♫公園通~りで、こんにちは~♪(by ゆず)

この公園で週末にコスプレイベントが開催されることが多いらくし、ドラマやアニメ主人公を見かけます。
今度撮影許可を頂いて特集したいです♡

【高架線】
何気ない交差点が「なんか懐かしいなぁ~」と感じて、理由を考えたら頭上に”高架線”が張られていました。しかし路面電車の線路はありません。

【トロリーバス】
しばらくするとトロリーバスが。。。
おーっ! なんと今の時代にも

広州市で走っていたことは知りませんでした。
ある程度の車線変更に対応できる様子をみて、妙に感激。

日本でもどこかで未だ走っているのでしょうか?

北京路(ホコ天)

【北京路:Check-Pointから北側のビュー】

車が1台止まってますが公安の監視車両です。

トンガリ帽子のビルは「広東省財政庁ビル」
お役所はどこでも立派です~。

【北京路:南側】
財政庁周辺はかつて政府の執務エリアで、この道は「官道」でした。歩行のみが許されていて、ここを官員たちが往来しました。(baidu)

南側はビルの壁に「北京路」の大きな表示があります。

広州タワーのオブジェがお出迎え。

今週末(12/08)は、”広州マラソン2024” が開催されます。広州市の名所を辿るコース設定ですので時間あればご覧ください。

日本ではTV中継ないのかなぁ~?

(右)スタバ
ここでも違和感なくすっぽり収まっています!
素晴らしい~

(左)手作り松露チョコ
「旦那ぁ~試食はいかが?」(実際は中文で)
と声掛けされたので遠慮なく頂きました。
素直に美味しかったです。ご馳走さまでした~

歩行者天国の左右両脇沿いの店舗の他に、中央にも分離帯を成すようにお店が並んでいます。

【清代の広州城の模型】

当時の様子をかなり正確に再現しているそうです。
実際の城壁はほとんどが壊されていますが、近くの”越秀公園”に一部が残っているらしいので、近々確認して別途レポートします。

路上の中央部に一部ガラス張りのエリアがあります。

【官道の跡】

官員が歩いて往来したという”官道”の石畳が残っています。

【元代の銅壺滴漏(どうこてきろう)】
中国古代の水時計。4つの銅壺が階段状に上から、日→月→星→受水壺の構成。

日壺に注がれた水は、受水壺に至る経路で滴下水量が精密に調整され、受水壺にある浮舟の目盛りを読んで時間がわかるとの事。中国に現存する最古のもので、百年間で1秒もずれない精度らしいです。(説明書き抜粋) まじかっ~!

【新榕记】~(現地料理の人気レストラン)

この路地は特に熱量を感じました。

どこもお客さんでいっぱいです。

裏通りに廻ります。

Wall Art  半端ない立体感

【府学西街】

府学西街は、宋代に建てられた広州府学宮(学問所)の西側に位置することが由来です。
旧街区再開発プロジェクトにより、あえて歴史的な建物に特徴的な3Dペイントが施されたそうです。

長い通りに多くの絵が描かれています。
かなり楽しめるのでいくつか紹介します。

写真では解りづらいですが、上の猫は実際に頭が飛び出しているかのようでした。

「壁塗りのおじさん~!落ちないように気をつけてください~」と、言いたくなるほどリアルでした(笑

通りには日本料理屋さんもありました。
グリコの看板が昭和レトロな。。。

お店の看板「吉时已到下班喝酒」(頃合いですよ~仕事切り上げ飲みましょう!)~って、完全に日本の乗り!

北京路に戻りました。
”お客さんが居ない店”というのは皆無でした。
値段も普通です。

大仏寺

【大佛寺~普觉楼】
繁華街のど真ん中でいきなり出現~!

でかっ

南漢時代(917年~971年)に創建されましたが、清軍の広州侵攻で一度廃墟になりました。

1663年に平南王により再建され、当時嶺南としては、寺院も大仏も最大だったことが”大仏寺”の由来とのこと(baidu)

寺院の中の大樹も でかっ!

渡普航慈の壁画がある前のお供え物です。

手前のお供えものは飯台ですが、お寿司ではなく、お菓子が入っていました。はて?

壁画は仏教美術と嶺南の文化が合わさったものらしいです。写真は不鮮明ですがとても温かい色合いでした。

【大雄宝殿】
大雄宝殿は高さ18メートル、殿内に置かれた黄銅製の大仏像が三尊。
それぞれ高さ6メートル、重量10トン。

遠方のビルが街中にあることを印象付けます。

言うまでもなく、川崎大師ではないです。

写真をパシャパシャと撮影していると、いつかのように見知らぬ御婦人から叱られそうなので、今回はこの辺で引き上げます。


繁華街で歴史やグルメを楽しむ方々の平均年齢はとても若く、エネルギーあふれる街を満喫できました。
私自身がこちらの食事にもう少し適用できたら、もっと楽しめるはずですね。頑張ります~! 失礼しました。


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