芳村~茶葉卸市場(後編)

report

石囲塘の南側に向かいます。(前編からの続きです)


【Check-Point】
観光案内のような地図がありました。

一見すると何か観光名所がありそうですが、博物館がある訳ではなく、何処もユニット化された”小規模単位の卸市場”で、それらを全体表示にしています。


比較的交通量の多い通りも、ひたすら「お茶」のお店が続きます。

【コンビニすら見つかりません】

セブンで無くとも、美宣佳のような現地のコンビニがあるはずですが見当たらないです。

コンビニがあったとしても、”販売している商品が全てお茶なんじゃないか?” とまで考えてしまいます。

【茶香小鎮】
確かに村中にお茶の香りが漂います。

お茶屋さんはありますが、コーヒー店は無いです。
もしかして、このエリアにコヒー店を出店したら繁盛するのでは?と思いました。

でも、それが正しいなら「スタバ」が真っ先に出店しているはずです。お茶しか飲まない人たちの街なのかもしれません。

ご近所の人たちとの世間話も、お茶の話題なのでしょうか?

【ビル間の繋ぎ】
どう見ても後から追加したようなビル間の渡り通路が、一定の間隔で並んでいます。なんか角度も不一致です。
茶葉を往来させる為に後から追加したのでしょうか?

南端の河まで来ました。
のどかな公園がある普通の田舎町の光景です。

裏路地は古い建物が多く、村の歴史を感じます。

【古桥茶街】
とても古いユニットに来ました。

【ランドマークが無い】

なんかさっき通過した路地のような?
どこも似たような路地です。

【茶業の就業者】

日曜日なので閑散としていますが、この小さな村でお茶に関わる仕事をしている就業人口は2万人以上もいるそうです。

【古桥茶街】の鳥居がありました。このブロックは村の中でも最も歴史があるのではないでしょうか。

【南方茶業市場】
特徴的な建物の市場に来ました。

左の写真を撮影していると、若い女性が近づいてきて、「お茶しませんか?」と。
え~っ?!マジ~♡

な~んて、お茶の”売り込み”という事は直ぐに解りました。


女性
女性

珍しいお茶がありますが、いかがですか?お代は不要ですよ。
市場の中で卸販売をしています。中国全土の全種類の茶葉を揃えています。

Protopal
Protopal

お若いのにお店経営しているなんて凄いですね。お茶は詳しくないですが、
興味はあります。でも、茶葉は買いませんよ。



お店に行くと待っていた店主さんは、女性のお父さんでした。「お茶博士」のような方で、「お茶のことは何でも聞いてくれ」と。

とても友好的なお二人でした♡

お茶は奥が深いという感じです。ちゃんと勉強してみようかなぁ~?

試飲だけでなく、茶葉の色や香りを多くのサンプルで説明してくれて、その丁寧さに気まずくなってしまい、結局ジャスミンティーを少しだけ購入しました。ありゃ~っ、でも仕方ないですね。
「親娘共同作戦」にまんまとハマりました(笑)

それでも、お茶への興味が少し広がりました。
ご指導ありがとうございました~!

【お茶は人生の如し。人生は茶の如し】

林清玄(作家)曰く、「人生は茶のように、三度の上昇と三度の下降があってこそ味わいがある」……茶は、心の埃を洗い流す清水であり、禅茶は世間の塵を慰める双子の花である。一杯のほのかな香りと温かな気配が全身に広がる。一つの心の静けさが、清らかな茶の中で穏やかに流れ、残る余韻は時の中で美しい追憶となる。

(写真右端)
ピンポン玉のようなお茶もあります。そういえば「菊茶」は元は球形で花が開きましたね。

【交通銀行ATM】
おーっ!ついにお茶以外の店舗を発見。
とは言っても銀行ATM。。。

村の入口にある急須のオブジェは噴水のようです。水は噴出されていませんでしたが、本来は注ぎ口から水を出していたことは想像できます。

噴水としてのオブジェが見たかった。(残念)


しばらくの間は購入したジャスミンティを楽しみたいと思います。お茶への理解を深めて購入するために再訪問できる機会があればいいなぁ~と思います。 失礼しました~。


Back to reports

コメント