今回の公園は今までで最も小さい公園ですが、火山の活動で出来た山の痕跡が残っているという興味深い公園です。

【Check Point】
佛山2号線で西側終点から3つ手前”智慧新城”駅。
そこからはハローバイクで北西へ。

【智慧新城駅】(スマートニュータウン)
佛山の中心部からは少し外れたベッドタウンといった位置づけのようですが、駅前には巨大な商業エリアがあります。

駅の周りにはマンション群が囲んでいます。
ニュータウンというだけあって新鮮感あります。

商店街や小さな工場が集中している集落の入口です。こちらではこのような場所に鳥居を設置する事が多いです。
伝統、文化、風水、団結等、街の人々の願いが込められています。

【公園への道】
凄い数のマンションです。
駅前のスーパーだけで住民の買い物をカバーでできるのでしょうか?

【同済大橋】
途中で橋を正面にみる場所があったので一枚。
河の向こう側もマンション群が。。。

【王借崗森林公园】
着きました! やはり小さめの公園です。
山の海抜は約60mしかありません。
「王に借りる丘?」という公園名はちょっと珍しいので、少し調べてみました。(以下)
【王借崗の伝説】(baidu抜粋)
お隣の東平河の河川氾濫で困窮しきったこの地域の民衆の中から黄氏という人物が一揆を起こし、その成功には100の山を見つける必要があり、99まで辿った最後の一つとしてこの山を借りて吉祥を願った事から山は”黄借崗”と呼ばれました。しかし黄氏の失脚と一揆の失敗の後に”王借崗”と改名されたとの事です。

中央の湖の周りに休憩ポイントが点在しています。

湖の奥の方にいくつかきれいな庭園があります。
新しく造られたもののようで、特に歴史的な意味合いはなさそうです。
山に向かいます~

元は火口だったと思われる小さい湖が山の麓にあります。
魚が釣れるのでしょうか?釣り竿を手向ける人が数名いました。

山頂手前で池を見下ろせる展望箇所があります。
断崖絶壁なので、身を乗り出すと落ちそうです。

「ありました!」
展望ポイントから左手の壁に積層が見えました。
知識不足で”積層の方向”と山が形成さるイメージが一致できませんでしたが、とにかく来て良かったです!
ハプニング (ヤブからヘビ)

山頂の亭に着きましたが何も歴史的な説明書きがありませんでした。
カッシアなのでしょうか?黄色い花がきれいだったのが救いです。花の名前は分かりません。
ゴメンナサイ
下山します。

下山途中、10mくらい先で雑草を手入れしていた作業員の人たちが急に騒ぎ始めました。
その場に行ってみると歩行路上にヘビが。。。
(5名の作業員は1名が男性、4名が女性です)
戦いを挑んだのは赤服の女性。
一番遠くに逃げたのが男性作業員です。
私もビビってその男性と一緒に後ずさりしました。

ちょっと生々しいので写真サイズを小さくして掲載します。
立ち鎌でヘビの首を何度か叩いて仕留めました。いや、仕留めて頂きました。
女性が勇敢に戦っている少し後方で呆然としてました。(このような場面で男性は駄目な場合が多いですね)
家でゴキブリが出たときでも、「奥さんが戦って旦那が逃げる」という感じです。

公園を少し回ります。
きれいな中央広場がゴーカート場に。。。
まぁ、この調和の無さはよく見かけますね。

庭園の管理はしっかりしています。

きれいな公園でしたが、造られた感は否めませんでした。

西側の出口から帰ります。
Baiduで事前に調査した際には”地質博物館”なる場所があって、そこを訪問する事を第一の目的にしていましたが、残念ながら場所がわからず参観できませんでした。
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