スマホで簡単にオンライン口座開設が出来る時代ですが、現地では当然ながら”外国人扱い”なので手続きは少し厄介です。証券会社によって多少の差はあるにせよ、外国人が簡単に口座開設できる証券会社はないと思います。
労働許可や在職証明などの書類は必須だと思いますが、自分は税務署の納税明細までも要求されました。
準備が出来たら手続きの日時を決めて営業マンとアポを取ります。(代理人は手続きできません)
手続き
手続きは平日なので勤務先に半日休暇を頂いて支店に向かいます。
営業担当の男性はとても親切に迎えてくれましたが、金融専門用語らしきワードが出てくると会話が成立しない場面が多々ありました。「すみません~今の単語を英語に言い換えてもらえますか?」(汗)

最初にこの定款を読んで内容確認したらサインしてください

なんか凄い量ですけど、”読んだことにする”でイイっすよね?
定款(約款)の確認以外に色々な書類にサインしまくりました。”投資の心構え”のようなアンケートもありました。目的、投資歴、運用資金、スタンス(長期or短期)などを適当に。
ビデオ審査
こちらが準備した資料が確認され口座番号が準備されました。意外と簡単に手続きが終わったと思いきや。。。

これからビデオ収録を行います。この文章をスタジオで読み上げてください。収録したビデオを本社に送って最終審査します。
カメラとマイクの設置された30㎡程のスタジオに通されて、A4の書類を1枚を渡されました。何やら難しい文章が15行ほど記載されています。ざっと目を通すと「誓約書」のようで、証券取引法を遵守し不正取引を行わない宣言のような内容でした。

ひぇ~っ!無理っす。ちゃんと読めないと思います(汗)。。。
え~っと、この漢字はなんて発音するんでしたっけ?
読めない漢字の読みを営業マンに教えてもらってスタンバイ。

緊張しなくて大丈夫です。それでは開始します。3.2.1~
途中で何度も舌噛みました(泣)

あのぉ~ビデオなんだから後から編集って。。。。ダメっすよね。すみません
失敗して仕切り直すこと2回。。。3回目の収録でなんとか読みあげました。

今回のでたぶんオケがくると思います。試しに本社に転送してみましょう!

その言い方って、実質は”ダメ出し”って事ですよね
なんとか本社からのオケは出ましたが、この時は極度の疲労で取引の意欲は完全に消失していました。
(次コラムにつづく)
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